【TAC利用経験あり】実際にクレアールで簿記1級を学んでみました

・クレアールって胡散臭くない?評判を知りたい

・どんな学習システムがあるの?

・実際に体験している人の記事を見てみたい

・簿記を勉強したい

こんな疑問をお持ちの方のために記事を書きました。

簿記を勉強する為にオンラインスクール、通学など色々なサービスがあって迷いますよね。

この記事を書いた人

・上場企業勤務の経理マン

・簿記2級取得済み

・2級取得の際、TACの利用経験あり

・クレアールで簿記1級を受講経験あり

僕は数ある簿記のスクールサービスからクレアールを選んで簿記1級を勉強しています。

実際にクレアールで勉強して感じたことをお伝えしたいと思います。

目次

クレアールの簿記学習システムとは?

クレアールの学習システムはインターネットで講義の動画を視聴するWeb通信講座のみになります。

なので、実際に学校に通って勉強するシステムはできません。

インターネット上から講座を申し込むことになります。

実際に細かな情報を確認してから検討したいと思います。

なので、一度資料請求をしてからがいいと思います。

僕も色々なスクールの資料請求をしてから決めました。

やっぱりインターネット上だと見にくい部分があるのでしっかり資料を見比べて検討しましょう。

クレアールの映像学習システム

クレアール学習システムは「Vラーニングシステム」という映像学習システムによる学習システムになっています。

例えば「有価証券」についての講義を視聴する際、合計3つの動画に別れているとします。

1つの動画が大体30分で構成されているので、合計時間で90分の講義になります。

これは講義単元によって時間に変動はありますが、基本的に30分ぐらいにまとめようと意識されているようです。

コンパクトに動画が作られているので、集中してコミットできる仕組みになっています。

色々なデバイスで視聴することができる

パソコンだけではなくスマホ、タブレットで視聴することができます。

家にいるとき:パソコンやタブレットでWeb動画で学習する

外出しているとき:MP3の音声ファイルをダウンロードして学習する

こういった使い分けをすることができるのでスキマ時間を利用して学習することができます。

因みに推奨しているWeb環境があるようなので確認しましょう。

▶web推奨環境を確認してみる

推奨環境に記載はありませんが、僕はChrome OSでGoogle Chromeを利用して視聴していますが、今の所問題なく視聴することができています。

クレアール独自の学習方法「非常識合格法」

簿記に合格するためには2,3級は70点以上、1級は7割以上となっています。

クレアールはこの7割部分を取るためだけに徹底して学習する方法をとっています。

簡単に言うと「合格に必要な範囲だけを勉強する非常識な学習方法」ということです。

クレアールは1969年から簿記検定の受験指導を開始しているので、長年の受験データに基づき「試験に出る可能性がある」範囲をしっかり抑えた講義内容になっています。

簿記3級のおすすめコースと費用一覧(時間目安:100時間)

初めて簿記を勉強する人は簿記3級から学習することをおすすめします。

「3級パックWeb通信」で学習をはじめましょう。

3級パックWeb通信の詳細

・単元数57回

・直前答練3回

・公開模試1回

目標月一般価格2021年6月末までの期間限定価格
2021年6月合格目標14,800円10,360円
費用一覧と期間限定価格の詳細

初心者向けに簿記の基本から会社でも活かせる最低限のスキルを学習することができます。

テキストと問題集はそれぞれ1冊ずつになります。

※価格はすべて教材費、消費税込です。

簿記2級のおすすめ講義コース、費用一覧(時間目安:300時間)

3級に合格された方は「2級パックWeb通信」のコースがおすすめです。

2級パックWeb通信の詳細

・3級の復習講義

・商業簿記61単元

・工業簿記30単元

・直前答練3回

・公開模試1回

目標月一般価格2021年6月末までの期間限定価格(5/6まで延長)
2021年6月合格目標53,000円36,570円
費用一覧と期間限定価格の詳細

2級は経理職への転職にも非常に有利になります。

商業簿記、工業簿記のテキスト、問題集各1冊ずつの合計4冊で、3級の復習についてはテキスト、レジュメを使用します。

※価格はすべて教材費、消費税込です。

簿記2、3級を一気に学習したい方におすすめ講義コース、費用一覧(時間目安:400時間)

学習時間を空けてしまうと復習するのに時間がかかってしまい効率の悪い学習になってしまいます。

3級を取得して一気に2級まで合格を目指したい方には「3級・2級目標講義パックWeb通信」がおすすめです。

3級・2級目標講義パックWeb通信の詳細

・3級単元57単元

・2級商業簿記61単元

・2級工業簿記30単元

・それぞれ6回ずつの過去問解説

目標月一般価格2021年6月末までの期間限定価格(5/6まで延長)
2021年6月合格目標50,000円34,500円
費用一覧と期間限定価格の詳細

テキスト、問題集は3級各1冊、2級は商業簿記、工業簿記で各1冊

合計6冊の構成になっています。

※価格はすべて教材費、消費税込です。

簿記1級のおすすめ講義コース、費用一覧(時間目安:700時間)

2級に合格された方は「1級講義パックWeb通信」のコースがおすすめです。

上場企業の実務で活かせる高度な範囲になります。

簿記をマスターしたい方におすすめです。

1級パックWeb通信の詳細

・商業簿記・会計学197単元

・工業簿記・原価計算120単元

・ファイナル答練3回

・公開模試1回

目標月一般価格2021年6月末までの期間限定価格(5/6まで延長)
2021年6月合格目標132,000円91,080円
費用一覧と期間限定価格の詳細

 

テキスト、問題集は商業簿記・会計学で3冊、工業簿記・原価計算で2冊

合計10冊の構成になっています。

※価格はすべて教材費、消費税込です。

クレアールのメリット、デメリット

実際に受講してみると色々なメリットを感じました。

サポートサービスがたくさんあって安心して学習できていると思います。

合わせてデメリットもあります。

こちらも包み隠さずに実体験ベースでお伝えしていきたいと思います。

一つずつ詳しく紹介していきます。

よかったら参考にしてみてください。

デメリット①たまに動画のクオリティが悪い時がある

・動画の画質がそもそも悪い

・マイクが服に擦れて雑音が入る

こういったことがたまにあるのを感じますね。

とくに音声に関しては本当にどうにかしてほしいですね。

イヤホンをして学習していましたが、うるさすぎてつけていられなかったです。

この辺は「動画を見直す」という作業がおろそかになっているように感じます。

ただ動画の件数と人件費を考えるとそこまで時間をかけていられないのか?

費用が安いのでしょうがないのかなと思いました。

デメリット②テキストの例題と問題集の練習問題の内容が同じことが多い

クレアールの学習の流れ

①動画学習

②テキストで例題部分学習

③問題集で実践

おそらくクレアールで学習する際、こういった流れが自然かと思います。

ただこの②と③のときの問題が全く同じことが多いです。

「あれ?さっきこの問題やったよな?」と思い、なんでまた同じ問題をやらないといけないんだ、、と正直意味がわからなかったです。

この部分も結局問題集のクオリティの話になりますよね。

多くの問題を作るのにもお金がかかってしまいます。

復習的な感覚で学習すればいいですが、

もっと色々なパターンの学習をしたいと思うことの方が多かったです。

メリット①検定目標月から1年間の保証制度がある

「病気になって受験できなかった」「学習時間不足でまだ受験したくない」こういった理由があって受験月を延期したい方向けに補償制度があります。

具体的な保証期間:2021年11月受験目標→2022年11月まで継続して受験できる

この制度によってプラス1年間同じサービスを変わらずに受けることができます。

僕は2021年に受験目標でしたが、ブログに注力したいと思い2022年の目標に変更しました。

受験を延期した際、費用がその分かからないのは嬉しいですね。

メリット②自分のペースで学習することができる

僕は普段会社員として働いています。

学習するために仕事終わりに2時間、休日に5時間といった勉強時間を作っています。

実際に1つの動画が30分ぐらいにまとめられているので、少しでも学習したいと思った時に動画で簡単に学べるのは時間管理がやりやすいと感じています。

予備校に通う場合は最低でも2,3時間作らないと通えないので、社会人には両立は中々難しいです。

動画や音声で学習できるので、自分のライフワークに無理をしないで調整できているので社会人には動画学習がおすすめだと感じました。

メリット③コストパフォーマンスに優れている。

クレアールは通信講座に特化しているのでコストパフォーマンスに非常に優れています。

大手の資格学校の場合、人件費や広告費にお金を多く使っているので、その分受講費が高くなっています。

さらにクレアールの講座の多くは教育訓練給付制度の対象になっています。

受験料の20%が支給対象となるので、受けたい講座が対象となっているかしっかりチェックしましょう。

教育訓練給付制度とは

働く人が能力向上の為に支払った費用を一部支援してくれる制度

厚生労働省が指定している講座に限り、最終的にハローワークで支給される

資格★合格クレアール
就職・転職・キャリアアップに役立つ各種国家試験・検定など全12講座開講中。教育訓練給付制度対象講座もあります。

まとめ:TAC受講経験がある僕がクレアールを申し込んで感じたこと

僕は簿記2級の資格取得のため、TACに通ったことがあります。

実際にそのおかげで2級に合格することができました。

普段会社員で資格学校に通ったことがある僕がクレアールでの学習を実際に体験してみて感じたことをまとめました。

・社会人にはクレアールがおすすめ

・スキマ時間で学習すると習慣化しやすい

・非常識合格法の学習範囲はある程度信頼できる気がする

・学習の進捗確認をしてくれるので継続しやすい

僕はクレアールの学習方法に満足できています。

会社員で資格学校に通うことは心身共にとても疲れます。

自分の時間を管理してコツコツ積み重ねることができるので、自分に合っていると感じました。

さらに網羅性のある学習範囲を抑えているように思えるので、安心して学習できます。

最後もう一度言いますが、資格学校を選ぶ時は複数のサービスを見比べて決めましょう。
「費用」「サービス内容」「サポート体制」を比べてから判断しないと公開することに繋がってしまいます。

今回はこれで以上になります。

最後までご閲覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1991年生まれ|大手小売企業の経理担当
【経理経歴】未経験→中小メーカー企業→大手小売企業
未経験からでも経理になることができた僕の経験談を主に発信します。

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